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2023年4月2日日曜日自然農講座

    

4月の自然農講座は、種の話、ダンボールコンポストの作り方、里芋の植え付け等を行いました。初参加の方も複数いらっしゃりとても嬉しい講座となりました。お昼は、田んぼの自然農米でちらし寿司をいただきました。参加くださった方々、ありがとうございました。

2023/4/2

2023年3月5日日曜日自然農講座

朝から肌寒い曇天の中の自然農講座でしたが20名以上のご参加があり、感謝申し上げます。初参加のご家族が二組もいらっしゃり、新たな出会いをとても嬉しく思いました。さあ、これから忙しくなるぞ!という直前の畑の様子ですが、みんなでじゃがいもを植えたり、のらぼう菜の生えている様子を観察したりしました。お昼は、こののらぼう菜と昨年の夏にたくさん作ったバジルソースを合わせたパスタと畑のブロッコリー、人参などを使ったクリームパスタをみんなでいただきました。自然農の畑は、四季の変化に応じてドラマチックに変化します。それがとても美しいと感動して早14年の月日が経ちます。日々飽きることなく続けられるのも、作物の他に畑で沢山の命が展開するゆえだと感じます。事実は、沢山の命の営みと支え合いの中で、「結果として」作物も育つということなのだと感じます。講座の中で、「どうして耕さないで肥料もあまりやらなくても育つのですか?」という質問がありました。その場でうまく答えられた自信がないので、改めて考えていたのですが、人間が計算し、管理して、よかった理由悪かった理由をあれこれ言える世界はある意味、「貧相」だと思います。しかも人間が考えることは大概「間違っている」(笑)。なので、私は、「複雑な世界だから」と答えました。畑の上の「複雑な世界」は、人知を超えて豊かであり、その豊かさの中で作物も人間も元気に生かされていると考え信じていた方が楽しく、楽に生きられる。例えば、白菜を育てようと思って、うまく葉がまかなかったり、小さなものしかできなかったりすると、「ああ、うまく作れなかった、失敗した。」と思うかもしれません。しかし、葉が巻かないで青々とした葉っぱは野生的でとても美味しいです。畑にそのまま残せば、素晴らしく美味な「菜花」がいただけます。さらにそのまま、花を咲かせれば、次世代への種がつなげます。人間が、無理をしてエゴを貫いて力でねじ伏せようとすることをしなければ畑が助けてくれるのですね。逆に、無理をすれば必ずしっぺ返しが来るのです。

2023/3/5

2023年2月26日日曜日自然農マルシェ

2月の自然農マルシェは、今年最後の里芋、春の代名詞のらぼう菜、ブロッコリーでした。たくさん来てくれたのに、お野菜が少なくてごめんなさい。端境期は、いつも悩みます。来年こそは、この時期でも旬のものをたっぷりお出しできるように精進したいと思います(毎年言っている気がする‥)のらぼう菜は、花芽の着く茎がとても甘く、シャキッと歯応えも嬉しく最高です。また、ブロッコリーはとても珍しい固定種の「ドシコ」という品種で、野口種苗さんからいただいてから3年種取りをしているものです。やはり自分で種取りをして育てるということが基本になると感じます。自分で採った種は、発芽や生育がとても素直で良いのです。ちなみに、のらぼう菜もずっと種を採っています。一般にアブラナ科の野菜は、花を咲かせても他の種と交雑しやすく種取りが難しいのですが、のらぼう菜は交雑が少なく私のような大雑把な人間でも種がとれます。

2023/2/26

2023年2月5日日曜日自然農講座

大豆を柔らかく煮込みます。アクは取らずお玉で押し込んで味を深めます。
年代物の味噌切り機。初登場で大活躍。

穏やかな天候に恵まれ、今年も味噌造りを行うことができました。今回初参加の方もおられ、総勢22名の参加でした。足を運んでくださりありがとうございました。お味噌は約40kg造りました。みなさん容器をを持参され、仕込んだお味噌を持って帰っていただくことができました。お味噌は、半年後くらいから美味しく食べられます。楽しみですね。実は、この講座に先立つ1月某日、今年初登場の味噌切り機(長野県の農家さんから譲り受けました)の性能を確かめるべく、約40キロ弱を仕込みましたので、今年は結構頑張ったなあと思います。ちなみに今回の40kgは、大豆8.6kg、麹13kg、塩5kg。これに水分が加わっての量です。畑で採れた自然農大豆は4.6kg、残りは、無農薬無肥料の津久井在来大豆を購入しました。来年は、作付け面積を増やせそうなので、青葉区産自然農大豆100%を目指して頑張ります。

2023/2/5

2023年1月22日日曜日自然農マルシェ

ちょうど仕込んでから1年たったお味噌です。お裾分け。
寒い日にも関わらず足を運んでくださいました。
里芋、自然農米初霜、自然農大豆味噌、黒田五寸人参、打木源助大根です

大寒波が訪れるとニュースが盛んに呼びかける日曜日。新年のマルシェも無事に開催することができました。寒い中で足を運んでくださった皆様に感謝申し上げます。初めて来てくださった親子様もいて嬉しい出会いの日でもありました。ハコベのマルシェは、「チャリティ」として行っております。お野菜ひとつは「商品」ではなく、私たちの活動の「お手紙」のようなもので、「手紙に値段はつけられないよね」、という認識でおります。なので、ぜひ自然からの恵みを共に喜んで味わっていただき、ハコベの未来も含めた賛同を自由に表していただけたら嬉しく思います。

2023/1/22