2月の自然農マルシェは、今年最後の里芋、春の代名詞のらぼう菜、ブロッコリーでした。たくさん来てくれたのに、お野菜が少なくてごめんなさい。端境期は、いつも悩みます。来年こそは、この時期でも旬のものをたっぷりお出しできるように精進したいと思います(毎年言っている気がする‥)のらぼう菜は、花芽の着く茎がとても甘く、シャキッと歯応えも嬉しく最高です。また、ブロッコリーはとても珍しい固定種の「ドシコ」という品種で、野口種苗さんからいただいてから3年種取りをしているものです。やはり自分で種取りをして育てるということが基本になると感じます。自分で採った種は、発芽や生育がとても素直で良いのです。ちなみに、のらぼう菜もずっと種を採っています。一般にアブラナ科の野菜は、花を咲かせても他の種と交雑しやすく種取りが難しいのですが、のらぼう菜は交雑が少なく私のような大雑把な人間でも種がとれます。
穏やかな天候に恵まれ、今年も味噌造りを行うことができました。今回初参加の方もおられ、総勢22名の参加でした。足を運んでくださりありがとうございました。お味噌は約40kg造りました。みなさん容器をを持参され、仕込んだお味噌を持って帰っていただくことができました。お味噌は、半年後くらいから美味しく食べられます。楽しみですね。実は、この講座に先立つ1月某日、今年初登場の味噌切り機(長野県の農家さんから譲り受けました)の性能を確かめるべく、約40キロ弱を仕込みましたので、今年は結構頑張ったなあと思います。ちなみに今回の40kgは、大豆8.6kg、麹13kg、塩5kg。これに水分が加わっての量です。畑で採れた自然農大豆は4.6kg、残りは、無農薬無肥料の津久井在来大豆を購入しました。来年は、作付け面積を増やせそうなので、青葉区産自然農大豆100%を目指して頑張ります。
大寒波が訪れるとニュースが盛んに呼びかける日曜日。新年のマルシェも無事に開催することができました。寒い中で足を運んでくださった皆様に感謝申し上げます。初めて来てくださった親子様もいて嬉しい出会いの日でもありました。ハコベのマルシェは、「チャリティ」として行っております。お野菜ひとつは「商品」ではなく、私たちの活動の「お手紙」のようなもので、「手紙に値段はつけられないよね」、という認識でおります。なので、ぜひ自然からの恵みを共に喜んで味わっていただき、ハコベの未来も含めた賛同を自由に表していただけたら嬉しく思います。
穏やかな晴天に恵まれた日曜日。今年最後の自然農マルシェです。12月は、作物が一年の中で1番豊富に並ぶ月です。三浦大根、里芋、たけのこ白菜、じゃがいも2種(レッドアンデス、出島)、富有柿、黒田五寸人参などが並びました。最近は、関係者の方々ばかりではなく、街の方々がリピートして来てくださるようになっております。本当に嬉しいことです。お野菜の力のおかげかと思います。自然農のお野菜は、人が余計なことをしていない分、形も不揃いであったり、時に小さかったりしますが、大地の力と作物自身の力によって逞しく育って来たものばかりですので、食べてみるとそのエネルギーをダイレクトに感じることができます。すぐに、甘ーい!とかうまーい!ではなくて、強いて言えば、「パワー!」を感じるのです。その感動を共有したくてやっているようなものです。今年も、本当に皆様のご支援やご協力によってここまでくることができました。来年はさらに精進していきますので変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。